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2017年1月・・・1971年製のB型R-2グレードはSDX、状態は昭和58年に車検が切れ、その後、中古車屋の倉庫内で長期間放置されていたものらしかった。購入を決め、3月には入庫、状態の確認をする。
2017年3月 塗装は一見艶があるように見えるものの、チョーキングを起こし劣化していることを確認、まずボディの腐りは一般的に見られるR-2の錆箇所の他、リヤバンパーにも広がり、リヤエンジンフードには凹みが見られた。運転席側のシートはリクライニングに不備があり、交換を要す。機関系においては4輪共に固着し、ブレーキの機能は失われている状態、エンジンはクランクが回ることを確認、焼き付きはないがベルトは硬くなっていた。
2017年4月下旬 とりあえずエンジンを作動させる為、プラグを外し少量の2stオイルを流し込み数日置く、その間にキャブの分解清掃、デスピその他の点検清掃を行い、ガソリンをキャッチタンクより点滴注入しイグニッションを廻す。エンジン自体は動くが、電気系統にも不都合があるらしく、ライト類の点灯が出来ない状態であった。
2017年5月上旬 ボディチェックの為、外装品を取り外し錆びのチェック、主だった箇所はフロントフロアパンの錆びによる大穴、両ドア錆び、下回りの錆穴、バッテリー下の腐り、大穴、同時にチョーキングを起こしている塗装部分の撤去を開始、通常板金及びFRP板金を開始、ブラスターでの錆取り清掃も施工
2017年5月中旬 下処理があらかた終わったのでサーフェイサーを吹き、カラーを吹く
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